終わった。

爆弾を踏んだ。
1つの恋愛関係が終わった。
というか、カウントはもうずっと昔から始まっていて
それがたったのついさっき爆発した。

振動
爆風
衝撃

涙がでる。
寒い。



彼氏からの別れの言葉。とても厳しい言葉だった。
今まで自分が他人から受けた言葉の中で最も厳しい言葉だった。
これで本当におしまいだ。



たくさん苦労をかけてしまった。
彼はこんなことを言っていた。

「お前は恵まれた環境で育っている。
家に帰れば、飯もでる、洗濯物も洗ってもらえる。
その環境をさも当たり前のように思って振舞うな。
自分だけががんばっているなんて勘違いするな。
勘違いもいいところだ。俺には生活があるんだ。」

私は、月に一万円の小遣いをもらっている。
そんな一万円は電車賃、食費に消えていく。
要するに娯楽費。
彼は、1人暮らしで親からの仕送りで生活の全てをやりくりしている。
単純に月一万円の私よりもお金がある。
だから彼にお金の面で助けてもらったことが多々あった。
食事をご馳走してくれたり、プレゼントしてくれたり。
「貢ぐ」
向こうからしてみればそんな感じだろう。
ていうか、そんな感じだった。

「なにが俺のために時間をつくってるだ。
俺はお前のために時間も、お金も使った。
お前はその一万で遊んでるんだろう?」



終わりだ。
もう。
そんなつもりなくても向こうからしてみればそうなんだからどうしようもない。

・・・といった私の態度も「ずるい」




なんだかぼーっと生きてきたツケが回り始めている。
将来のこと。
人間関係。



どう生きればいいのか、わからない。